今回は前回の政治的な絡みや戦闘に比べて、仲間の絆やお互いの存在を確かめ合うところに重点を置いているストーリーに感じられました。シリアスなシーンはもちろん、僕としては仲間の愛を再認識することのできた大変心地の良い作品でしたね。
ロイドのキャラクターに深みが出てきたのは、シナリオを読んでいくにつれて感じていました。何よりも、彼を通して様々なキャラたちの魅力が伝わってきます。ロイド自身は以前から変わらず、兄への憧れを抱きながら立派な人間への道を歩んでいます。彼の周りには不思議と人が集まってくるので、その中で善と悪の見極めをロイドなりに頑張っている…結果、ほとんどが信頼できるメンバーが集うんですけどね。それもまた彼の魅力かな?(笑)
ロイドがキーアの保護者のようなものなので、エリィは必然的に母親役を買って出ているような…キーアとエリィの会話は自分なりに大切に三人の将来を夢見て演じましたので、そこらへんを聞いていただけると嬉しいですかね。
僕の場合は18歳のときに海外から単身日本にやって来たので、それが大きな旅立ちだったなと思います。正真正銘、なにもかも捨ててのスタートだったので、まさに「旅立ち」ですね(笑)。
個人的にはロイドとエリィの二人のお話ですね。深い仲にあるようで、実はそんなに二人のエピソードは語られていない。離れ離れになったエリィとロイドの葛藤や、離れて初めて気づく感情などが表現されている作品がいいですね。
ゲームはプレイするのに時間がかかるかもしれないですけど、CDはちょっと入れてポチっとやればそのまま数十分で終わるので!是非ぜひ聴いてみてください。きっとゲームもプレイしたくなるから!!!そんなにカロリー使わないから!(笑)