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世界背景 | リベール王国

リベール王国 -王国と近隣諸国-
ツァイス地方 グランセル地方 ルーアン地方 ボース地方 ロレント地方
冒険の舞台となるリベール王国。豊かな自然に囲まれたその国土はヴァレリア湖を囲むように5つの地方に分かれている。各地方の中心都市であるロレント、ボース、ルーアン、ツァイス、そして王都グランセルは五大都市と呼ばれ、女王陛下の直轄地である王都を除いては、これらの都市の市長が地域の統括を兼務している。





リベールの首都。女王の住むグランセル城をはじめ、七耀教会の大聖堂、王立競技場(グランアリーナ)、各国の大使館などあらゆる重要機関が集中するリベールの政治・文化の中心地。毎年、女王の誕生祭には武術大会なども開かれており、国の内外から多くの観光客が訪れる。

グランセルのある王都地方は《アーネンベルク》と呼ばれる堅固な城壁に囲まれており、10年前の百日戦役のおりには、リベールにあって唯一帝国の占領から逃れた。またグランセルの東にはリベール王家の小宮殿《エルベ離宮》があり、普段は市民の憩いの場として開放されている。




リベール北東に位置する地方都市。主要な産業は農業と七耀石(セプチウム)の採掘。北部のマルガ鉱山では、七耀石の一種、翠耀石(エスメラス)などがとれる。街の象徴でもある時計塔は、10年前のエレボニアとの戦役の際破壊されたが、その後市民の手によって再建された。エステルたちの住むブライト家はこのロレントの街の南西のはずれにある。




商業が盛んで活気にあふれたリベール第2の都市。エレボニア帝国との交易も行われており、北のハーケン門を経由して多くの物資や旅行者などがここボースに集まってくる。街の中央にはボースマーケットと呼ばれる巨大な屋内市場があり、食料品、衣類、雑貨、家具、書籍といったあらゆるものがここで手に入る。




リベールの西、アゼリア湾の入り口に面した海港都市。かつては船を使った水運業で栄えていたが、飛行船による空中輸送に押されて、年々荷卸しの量が減っている。海岸沿いには白壁の家々が立ち並んでおり、近年ではその美しい景観を利用した観光業が盛んになりつつある。ルビーヌ川をまたぐように広がった街の真ん中には《ラングランド大橋》と呼ばれる跳ね橋があり、毎日決まった時刻に跳ね橋が上がるようになっている。




リベールのオーブメント産業の中心都市。街の地下にはオーブメント工場が広がっており、照明から飛行船の部品まであらゆるものが製造されている。ツァイスのオーブメント技術の高さは大陸でもトップレベルであり、しばしばその技術を巡って他国とのトラブルが発生している。中央工房と呼ばれる施設が街の中心であり、そこの工房長が市長としての役割を担っている。