イース報告書
報告書No.02

研究員02ドギまっしぐら
2009/07/16
報告書No.2:イースの隠れヒロインを探せ!

こんにちは、イース研究員の紅一点、ではなくて黒一点?な「ドギまっしぐら」です。
前回、研究員のいかちゃんが歴代アドルの比較をテーマに報告書を書いていたのですが、皆さん、もうご覧になりましたでしょうか?
(あのテーマ、本当は自分もやりたかったんだよなぁ、海外版とか小説も含めてネ。)

さて、今回は研究所第2回目の担当という事で、 いかちゃんがアドルをテーマに研究するのなら、今度はヒロインをテーマにしてみようじゃないか!…とは思ったのですが、単に歴代のヒロインキャラを並べただけじゃぁ無難過ぎるよね!?どうせならもっともっと濃い方向へ突っ走ってもいいじゃない!というわけで(笑)、今回のテーマはズバリ、「名前の法則に従ってイースの隠れヒロインを探してみよう」です!!

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☆☆”名前の法則”ってナーニ??☆☆
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20年以上に及ぶ歴史の長いイースシリーズですが、シリーズに登場する全ヒロインの名前にはある一定の法則があるってこと、知っていましたか?
実はですねぇ…実は…
ヒロインの名前の最後の一文字は必ず母音が「ア」になっていたんです!!

例えば、イース1では「フィーナ」「レア」、イース2では「リリア」…とご覧の通り。
もちろん、最新作イース7に登場するヒロインキャラ「アイシャ」や「ティア」も全員、母音が「ア」だったりします。

でも、この法則って一体誰が決めたんだろう…?
うぅ〜む、これはファルコムスタッフにとっても永遠の謎かも知れないのだ。

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☆☆隠れヒロインを独断と偏見でノミネートしてみる☆☆
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さて、そんな名前に関する摩訶不思議な法則の事を考えていくうちに、ドギまっしぐらはある結論に至ってしまったのです。

「ヒロイン名の最後の一文字は必ず母音が「ア」という法則が成り立つならば、
その法則に当てはまる女性キャラは全員ヒロインに成り得る!いや、そうに違いない!!」と(笑)

そんなわけで随分と前置きが長くなってしまいましたが(汗)、今回の研究では名前の法則に従って、各シリーズから独断と偏見で「隠れヒロイン」とも言うべきキャラをノミネートしてみました!!何だかもの凄ーくマニアックになってしまったような気もしなくはないですが、隠れヒロイン達の顔ぶれをどうぞご覧下さいませ。

イースI
■ジェバ
プレイヤーによってはゲーム中最も多く話しかける事になるかもしれない女性キャラの筆頭株。神殿の鍵を持ってたり、イースの本を読んでくれたりと本当のヒロイン以上に大活躍。これはもう、年齢の壁を越えた隠れヒロインのトップでしょう!

■アイラ
エターナル以降では、ゲーム開始直後に出会う初の女性キャラである看護師のアイラさん。アドル漂流⇒美少女(アイラ)との対面というお決まりな流れにもピッタリと一致…これぞまさしく運命の出会い!ヒロインと呼ぶに相応しいキャラじゃないか!!


イースII
■ザバ
ファルコムスタッフ永遠のヒロイン、ザバ様(笑)
陰険で陰湿で残酷な女魔道師というヒロインにあるまじき設定を持っていたりしますが、無問題!イースにおけるザバ様はそれでこそ輝ける存在なのです!!アドルとの闘いでも自ら戦わずにコウモリをけし掛けるというその卑怯さ、お見事!!

■マリア
引田天功もブッ飛ぶイリュージョン?をアドルの眼前でやってのけたイケてるお姉さん。人間狩りにあったり、生贄にされたり、恋人が石になったりと、とにかく不幸のスパイラルまっしぐら。エターナル以降の作品では、彼女にプレゼントを渡して反応を楽しんでいた人もいるのでは(笑)?


イースIII/フェルガナの誓い
■アーニャ
レドモンドの街でアドルに「宝探しごっこしよう」と迫ってくる魔性の女の子。こんな小さいのに稀代の冒険家アドルを手玉に取ってしまうだなんて・・・嗚呼、なんて恐ろしい子!

■シンシア
商店を経営するせくしーびゅーてぃほーなお姉さん。頭にちょこんとのった帽子も気になるのですが、それよりも店の奥で鍛冶屋をやってる従兄のアドニスとはどんな関係なんですか!?気になって夜も眠れませんよシンシアさん!!


イースIV
■サラ
イースⅠに登場し、若きアドルの冒険の導き手となった占い師サラさんを敢えてイースIVでノミネート。(プレイした方ならご存知かと思いますが)あのマリアさんもびっくりの超絶イリュージョン を披露して見せた、ある意味最強の占い師。そりゃあアドルだってあなたの姿を見たらビックリしますよ(笑)

■賢者アリア
洞窟の奥でじーっとアドルを待ち続けていた、ある意味とっても健気な女性。それにしても、干からびてミイラになっても伝承を伝えるために待ち続けるなんて…いや待て、こ、これはひょっとして10年後のスタンダードな人気キャラ設定になっているかも知れないぞ!?(えぇぇー)


イースV
■アルガ
テラの母親にしてイブール一家を纏める肝っ玉母さん。ヒロインの容姿かどうかはともかく(笑)、5に登場する濃い女性キャラといったらやっぱりこの人でしょ!あの海賊王ラドックが惚れちゃうぐらいだから、若い頃は相当美人だったに…違いない、うん。

■マーシャ
“錬金術”がキーワードとなるVの世界において、その錬金術を使いこなす女性。物語序盤で彼女の錬金チュートリアルにフムフムとうなずきつつプレイした人も多いのではないだろうか。原案では物語のキーキャラクターでもある冒険家スタンとの関連性も描かれていただけに、ゲーム内でのマーシャさん活躍シーンが見られなかったのは残念無念であります。


イースVI
■アルマ
イースVIをプレイした事が無い方にとってはいろいろとネタばれ過ぎて多くを語れませんが、とりあえず、ストーリー上凄く凄ーく重要だったりする人です。とりあえずVIの隠れヒロインといったらこの人じゃないですかね?OPにもちゃんと出てるしさ!

■ウェヌカ
何をやってもダメなレダ族の超ドジッ子お姉さん。何の仕事を任せてもダメ、ダメ、駄目な人だけど、役に立とうとして健気に頑張ってるんですよ、ウェヌカさんはっ!夫のセブロさんも応援してるよ!頑張れウェヌカさん!!


イースオリジン
■ザバ
イース2でもノミネートされたザバ様、なんと2回目の登場でございます。イース2の頃とはうって変わって女の色気タップリの妖艶なお姿。若い神殿騎士たちから「年増」と罵られようが、関係ないんです!私たちはそんなザバ様が好きなんです!

■セシリア
イースの騎士団には名前の法則に当てはまる女性キャラがかなり多かったのですが、今回は敢えて女騎士セシリアさんをチョイス。剣も魔法も使いこなすかなりの達人なのに、あっさり石化してしまったりと何故か中途半端な活躍しかできない可哀相な人。個人的にはこういう頑固なお姉さん、好きなんだけどなぁ(笑)


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☆☆おまけ?の番外編☆☆
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隠れヒロインとしての魅力は必要十分!しかしヒロイン名の法則に当てはまらなかった為に惜しくもノミネートを逃してしまった数々の(個人的)ヒロイン級キャラをご紹介!

ザレム(登場作品・・・イースII)
標高が高くて寒そうなラミアの村において、ただ一人極薄の衣装でアドルを出迎えてくれる武器屋のお姉さん。というか、なんでザレムさんがヒロインじゃないんだ!(噂によると)ザレムさんのファンいっぱいいるらしいのにっ!!クルの実パイ作ってくれるのにっ!!ザレムさぁぁぁぁーーん!!

■バミー(登場作品・・・イースIV)
「ア行」の法則に引っ掛からなかったため、残念ながらこちらにノミネートとなってしまったお方。
(本当はバミーこそIVの隠れヒロインだと思ってるんですけど)
性格的にはザバ様と若干かぶっている部分もあるのですが、決定的な違いはその自意識過剰っぷり。バミーさんてば、自分のこと「バミー様」と言ったりするので…まぁ、「この超エリートのベ○ータ様が(以下略)」みたいなものです、はい(笑)

■エフィ(登場作品・・・イースV)
傷ついたアドルを介抱してくれた町娘。これは何やらヒロイン級の匂いがプンプンするぜ!…と思いきや、意外にも目立ち所の無かったエフィ。だがしかし、ゲームの原案では相棒ドギのパートナーになっていたりするんですよ、この子ってば!…ハッ!そうか、アドルにとってのヒロインじゃないから法則に当てはまらなかったんだ…。そうなんだ…。

シスター・ネル(登場作品・・・イースフェルガナの誓い)
個人的には本当のヒロイン・エレナよりも記憶に残っている女性キャラ。ドギまっしぐら同様、シスター・ネルに魅力を感じる人って多いんじゃないでしょうか?だって、専用のイベントシーンとかあるんですよ!?(ある意味)エンディングにまで出演してるんですよ!?

■アイリス(登場作品・・・イース、イースIV)
来る日も来る日も夢遊病の夫ルタ・ジェンマを心配するアイリス夫人。嗚呼、何故あなたはルタと結婚してしまったのですか?旦那さん、一度クラーゼの病院にでも連れて行ったらどうなんですか!?


こうやって並べてみると、自分でも何が何だかよく分からない結果になってしまいました(汗)(本当は各作品ベスト5くらいまで載せたかったんですが、さすがに文量多すぎたのでカットするハメに…)

今回は名前の法則にちなんだ研究でしたが、この他にも、お店で働いているお姉さんは必ずグラマラスな美人さんだったりとか、イースをプレイすることでシリーズに共通するあんな事、こんな事がひそかに見えてきたりするんですよねえ。皆さんも「イース1&2クロニクルズ」の発売を機会に、そんなイースシリーズの謎に迫ってみては如何でしょうか?

さて、次回のイース研究所では一体誰が、どんな研究を発表する事になるのか?
研究員の報告をぜひぜひお楽しみにしていて下さいネ!

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