エウロペ北部、グリア地方とガルマン地方の間にある土地。 四方を山脈と遠浅のシエナ湾に囲まれているため大きく発展はしなかったが、 「ラバール鉱」と呼ばれる良質な鉄鉱石の産出などで、ささやかながらも堅実な暮らしが保たれてきた。

近年、ロムン貴族であるマクガイア伯爵が領主として封ぜられたことで住民との間に摩擦が起きつつある。
ロムンの国教である星刻教会の教えが定着し、各地に礼拝堂が建てられ、住民の信仰も篤いが、独自の精霊信仰や勇者と邪神の伝説が今も語り継がれている。