イベントヒストリー：PSP「空の軌跡FC」大ヒット御礼企画ユーザー投稿

■PSP版からの新ユーザーが語るPSP版『空の軌跡FC』
eriwanさん／瓶詰西瓜。さん／JJさん
■PC版からのユーザーが語るPSP版『空の軌跡FC』
crossさん／ハヤトさん／ZTTさん
■PSP版『空の軌跡FC』のイチオシ要素
桜埼あざみさん／みさおさん／GALMさん／神楽陽子さん／シュガースノウさん／沫璃さん
■PSP版『空の軌跡FC』の体験談
GOｓさん
■『空の軌跡FC』キャラクターへのラブコール
シアルヴィさん／じょうさんさん／リベール通信敏腕記者さん／冬馬つばささん／けんめいさん

■『空の軌跡FC』の体験談

今回最もスタッフの目を引いた投稿がこちら！レビューというよりも、自身の体験談を語ってくれたGOｓさんの投稿です！

■GOsさん

僕が最初に「英雄伝説　空の軌跡」の存在を知ったのは、YsFを予約するため家電量販店へ行ったときのことだった。もともと僕はアクションRPG好きでYs6以来日本ファルコムのファンであるのだが、ホームページなどでは“ただの”RPGである「英雄伝説」には見向きもしていなかった。RPG自体が嫌いだとか、コマンドバトルがヌルいというわけではない。ただ、なぜ冒険を複数の人数で行うのかということに、僕はゲームを始めた頃から疑問を抱いてRPGには全く手を出したことはなかった。

しかし、ファルコムの作品ということもあり、その量販店で見た「空の軌跡」の長髪の二つ縛りの女の子が手を広げている様は、何か僕の心に強く引きつけるものがあった。しかし、そのものがいったい何か分からないまま日は過ぎていった。

YsF、XANADU NEXTと攻略し、次のファルコムの作品は何かと待ち望んでいるとき「空の軌跡SC」が発表された。掲示板などでは、多くのファンの皆さんが発売を待ち望んでいるなか、全く話についていけない僕がいた。「RPGは僕には合わないのだから気にすることはない。」と、思いつつも、何かやはりつっかえるものかあった。

そんな僕を後押しするような形で、今度はこの「PSP版　空の軌跡FC」が発表された。

もともとPSPを持っていた僕は、ここまでされるとRPGはやらないというプライドを捨て、思い切って購入した。PSPは主に学校の昼休みにプレイしていた。昼休みといえば友達とおしゃべりをしたり遊んだりするのが普通であろうが、僕は友達ともあまり話すことはなく、ひとりPSPで遊んでいた。同様に「空の軌跡FC」も昼休みにプレイしていった。

ゲームを進めていく中、オリビエが初登場しボケをかますシーンで、僕は微笑した。それに気づいたのか、一人の友達が「何が面白いの？」と画面を覗き込んできたのだ。その後、僕たちはオリビエの空回りっぷりに爆笑した。プレイを続けていくうちに僕の数少ない友達の間で人気になり、クローゼが出てきたときには、「学校でギャルゲーかよ！」とほざく人も出てきていた。そして、僕は、ある一つのことに気がついた。それは、エステルとヨシュアに仲間が増えていくうちに、まるでそれとリンクしているかのように僕も友達と話す機会が増えていったのだ。僕は、もともと宿題や、課題などのわかないところも一人で何とかしようとする傾向があった。それは、一人で冒険を進めるアクションRPGと照らしあわされるかもしれない。ところが、「空の軌跡」をプレイした後では、エステルたちのようにみんなで協力して旅を続ける様に心を打たれ、僕は友達との会話も増え、課題なども一緒に考えるようになった。

こうしていくうちに心の突っかかりを取り除くことが出来た。そう、やっと最初に見たときの「空の軌跡」から引きつけられていた“何か”を理解することが出来たのだ。表紙のエステルはこれからの冒険にむけて仲間を呼んでいたのだ。「一人で悩んではいけない。」「一人で困難に立ち向かおうとしてはいけない。」「仲間と協力すればなんだって出来る。」と、僕に語りかけていたのだ。（これはあくまでも僕の見解です。）

初めてプレイしたRPG「PSP版　英雄伝説　空の軌跡FC」は、僕に仲間がいることのすばらしさを教えたくれた。こんなに素敵なゲームを作っていただきありがとうございました。

「PSP版　英雄伝説　空の軌跡SC」も、とても楽しみにしています。

自身の体験を教えてくれたGOｓさん。ゲームの中身に触れる内容ではありませんが、もちろんこんな投稿も大歓迎です！
こんなに感動して、感謝してくれているユーザーがいるんだ！？
…と、今回はスタッフが逆に感動させられました。
続編のSCではエステルに新たな仲間が加わります。ぜひSCは最初からお友達みんなで楽しんでくださいね！

GOｓさんに語りかけていたという両手を広げたエステル（右）。『空の軌跡』未プレイの人は、GOｓさんのように誘われるまま旅に出てみてください！