ゼノは関西弁風の言葉遣いのキャラで、僕自身も関西人なので共通点があるんですけど、住んでいる世界の重みが違うことを感じましたね。
生き死にを目の前で見るような世界であれだけ軽くいられるのは、相当なものがあったんだろうなと。
その中でフィーとまた会うっていうのは彼も考えていなかったと思うんですけど、久し振りにフィーを見た時の感情は声が大きすぎるんじゃないかってくらいに演じさせていただきました。
結構細身のキャラなんですけど使う武器が大きいんですよ。でもそこで力んだりするわけではなく、颯爽と出て来て何だかんだ言って大きな技をかまして逃げるみたいな(笑)。大きな戦いに参加しているわりにはどこか舐めているような、飄々としたかっこよさが出ているといいなと思います。
僕は前作から出させていただいているんですけど、割りと大きめの役をいくつか演じさせてもらってありがたい限りです。前作ではギデオンだったりトマスだったり(笑)。
今回のメインのゼノは敵ですけど、かっこいいと思える瞬間があれば僕にとっての僥倖です。敵だから悪者で死ぬっていう単純な人はこの作品には出てきませんし、まだまだ魅力的なキャラクターが出てきますので、ゼノとやたら匂わす(?)トマスを楽しんでください。