英雄伝説 閃の軌跡IV - THE END OF SAGA -

SEN NO KISEKI ダイジェスト 閃の軌跡

警告 WARNING

このコンテンツには「英雄伝説 閃の軌跡」に関する重大なネタバレが含まれています。

第4章「あかの帝都~夏至祭~」

7月──

一月遅れの夏至祭を帝都が迎えようとする時期。

リィンたちはプールでの水練など夏ならではの授業を受けながら学生らしい日々を過ごしていた。

しかしラウラとフィーがお互いの立場や生き方の違いからギクシャクし始めており──

更にはリィンの妹、エリゼが訪ねてくるなどの出来事もあった。

その際、リィンが己の禍々しい“力”を暴走させる一幕もあったが、先輩であるクロウの助けもあり事無きを得るのだった。

そして──
A班とB班は実習で巨大な帝都ヘイムダルを訪れる。

マキアスの父、レーグニッツ知事が用意した課題を片付けながら……
エリオットが見せた強さに触発され、ラウラとフィーはお互いをぶつけ合うことでわだかまりを消した。

その際、フィーが《西風の旅団》という最強の猟兵団にいたことも明かされ──
ラウラとフィーは真の友人同士となり、リィンたちもそれを歓迎するのだった。

そして翌日──

今度はマキアスが自らの過去を打ち明け……
貴族に対する偏見を乗り越えることでリィンたちの結束は更に高まった。

そんな中、帝都を騒がす怪盗Bの挑戦を何とか乗り越えるリィンたち。

無事、盗まれた品を取り戻した直後、サラ教官からの連絡を受ける。

それは──

リィンの妹も通っている《聖アストライア女学院》に集まるようにという指示だった。

女学院前に集まったリィンたちはエリゼに案内されて薔薇園を訪ねる。

そこで待っていたのはエレボニア帝国の皇女、アルフィン・ライゼ・アルノール。

そしてその兄であるオリヴァルト皇子の2人だった。

その夜──

聖餐室せいさんしつにて士官学院の理事長と判明した皇子からVII組設立の事情を聞くリィンたち。

ARCUSの適性とは別に様々な対立を乗り越えるための試金石だったことをようやく知る。

しかしそれとは別に革新派や貴族派の理事の思惑でもVII組が運用されていることが判明し……
これまで以上に自分たちの在り方について真剣に考えるのだった。

その後、サラが元遊撃士だと判明したり、リィンが皇女のダンスの相手に誘われたりする一幕があった後……
リィンたちはクレア大尉に呼ばれ、とある要請に協力することになる。

それは──
帝都の夏至祭初日を狙うテロリスト集団への警戒だった。

翌朝──

要請に従って夏至祭で賑わう帝都を巡回するリィンたち。

皇族のパレードも終わり、何事もなく過ぎると思いきや、皇城前の広場で異変が発生する。

陽動に気付いたリィンたちはトワ生徒会長たちに現場を頼み、皇女がいる園遊会へと急行する。

果たして──

園遊会の会場はテロリストたちに襲撃されていた。

皇女とエリゼを拘束し、地下道へと撤退するテロリスト幹部、《G》ギデオン。

リィンたちは彼らを追跡し、巨大な骨の竜をけしかけられるが力を合わせて難敵を打ち払う。

しかしそこにテロリスト幹部の《V》と《S》、そしてリーダーである《C》が現れ──

《C》は一人でリィンたちを退け、その底知れなさを存分に見せ付ける。

そして鉄道憲兵隊が追いつき、テロリストたちは天井を爆破して撤退を開始し……

去り際、《帝国解放戦線》という組織名を初めて明かすのだった。

三日に渡る夏至祭が終わり、帝都での実習を終えたリィンたち。

皇女やエリゼに加え、帝都知事や、セドリック皇太子に見送られる。

そして──

更にその場に現れたのは今まで何度も耳にした人物だった。

《鉄血宰相》の異名で知られる、ギリアス・オズボーン宰相。

サラの元職場を縮小に追い込んだ彼は改めてリィンたちを“激励”する。

激動の時代に備えて鋼の意志と肉体を養うようにと。

VII組の面々が呑まれる中、リィンはなぜか左胸に疼きを覚え、そんな彼をエリゼは心配するのだった。